生け花の流派は日本に三千あるともいわれ、いけかたも流派によって変わります。その中でがいこくじんが中心となって活動する、生け花愛好家団体の会員が1を越えるようになりました。 外国人が生け花を習う動機にはいくつかありますが、第一は花が好きだから、第二は日本文化を知るため、第三は美術や造形の勉強のため、となっています。 日本人はひとつの流派と長く付き合いますが、外国人はいくつもの流派をならいたがる傾向があります。ルールにもこだわらず、庭の花や草をいけたり、テイ―ポットやサラダボールなどを巧みに利用し、日本の生け花界に新風を吹き込んでいます。