それにフェイスブックがいかに普及しているとはいえ、直接顔を合わせて話すコミュニケーションの代わりにはならない。そのような形以外でフェイスブックを利用するユーザーが多数いるとはいえ、もともとザッカーバーグと彼のチームは「同級生、同僚、友だちといった現実世界での知り合いとの交流を深め、スムーズにするためのツールになることを意図してフェイスブックを開発している」と明言してきた。これがフェイスブックとほかの似たようなソーシャルサービスとの根本的な相違点だ。同時に、この点がことあるごとにフェイスブックの運営を悩ませてきた。